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大津の中学校のイジメ事件で思うこと

結城の所属していた中学の野球部は異常でした。
顧問のお気に入りの部員以外は3年間まったく野球をすることが出来ず、
グランド整備と玉拾い。そして試合での応援だけしか出来ない異質な部活でした。
ある時レギュラー5人が万引きをしました。
校内でも問題になり部活でもミーティングになりましたが、
顧問の取った行動はその5人への
「反省もしているしやってしまったことはしょうがないので、これから心を入れ替えて部活に打ち込め」
という配慮と、
「連帯責任で部員全員での校庭掃除」
というわけの解らないものでした。

さらに、別の日に掃除の時間に掃除用具(箒と雑巾)で野球をやって遊んでいた子に対して、
滅茶苦茶叱責したのを覚えています。
謝って済む問題じゃない!と、教室の奥の窓側で説教していたのですが、
すみません!の声を「聞こえねぇ!」といって、平手一発。
「すみませんでした!」「聞こえねぇ!」とまたも平手打ち。
これが数回繰り広げられ、その子は廊下まで後退していきました…
当時の僕は怖くて見てるしか出来ませんでした。

何故退部しなかったのか…
退部すると顧問の評価が下がるので止めさせてもらえない雰囲気でした(笑)
おかしいですよね…明らかにおかしいです…
でもみんな我慢して3年間を過ごしました。
どこかに相談するとかも知らずに、
みんなで我慢しました。
殴られた友人には「大丈夫?痛かった?」と心配するくらいしか出来ず、
万引きがやってしまったら仕方が無いですんで、
ちょっと遊んでたのがこれはおかしいよね?と、
言う位しか出来ませんでした。

平手打ちを食らった子の顔が腫れたのに、
万引きした子は綺麗な顔のままだったので、
あとで個別で怒られたとかは無いと思ってます。
そんな部活でした。

いまでもその思い出はトラウマで、月に数度夢で見ます。
こんな思いは他の人には経験して欲しくない。
そんな中学時代の部活の経験を反映して、
逃げ出していい、嫌なことを放棄して、打ち込めるものを見つけ、
それに打ち込むことをして欲しいという願いを込めてバイクまんがも描いてみました。
当時自分自身この方法を見つけることが出来ず、
無為に3年間を過ごしてしまったので今の子供には同じ経験をして欲しくないなとか、
そういうものを何とかしたくて描いたのがバイクまんがの「翼を持った少年」です。
結城のブログを読む方は大半が大人の方と思われますが、
理不尽だな…と感じる環境にいるかもと感じる方は、
無理しないでください。そんな無駄な我慢は必要ありません。
どうか、世の中のみんなが心から全力で打ち込めるものを見つけ
頑張って生きていけるようになればです。

なんかもううまく言えない自分が歯がゆいけどそんな感じ!!
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